やりたいことが無いとコントロール思考になっていく
勉強・仕事・家庭・人生等々、何か「これがしたい!」
というものが無いとコントロール思考になっていきます。
例えば仕事。
「○○を改善すれば早く帰ることができる」
「○○を変えれば若手でも出来るようになる」
「今はまだダメだけど、3~5年後には●●が可能な
状態にしたい」
というように、具体的なイメージや目標があれば、
そこに向かって色々とやることが出てきます。
そうした流れの中で「Aさんに○○は協力してもらおう」
「Bさんは□□に詳しいから相談してみよう」となっていき、
自然と物事が進行していくものです。
しかしこのような「具体的な目標」「具体的にこうしたい」
ということが無い人は、自分が主体者というよりは
傍観者となってしまい、基本的に面白く
ありません。
でもずっと「面白くない状態」は自分でも苦痛なので、
何とか流れに入ろう(流れに乗ろう)とします。
しかし所詮は傍観者。自分ではこれといったアイデア
も出ず、たいしてすることも思いつかない。
このような状態の時にやりがちなのが
「コントロールすること」です。
「コントロールすること」で何かをやったような気になる。
「コントロールすること」で傍観者の気分から主体者の気分
になることができる。
そう錯覚してしまうのです。
本当にやりたいことがあれば、コントロールしようとは
思いません。
本当にやりたいことがあれば、自然と自分から主体者と
なって動き、行動します。
しかし表面だけ取り繕って、ただその場をコントロール
したいだけの人は、すぐにエネルギーやアイデアが
枯渇してしまい、長続きしません。
それでもなおコントロールしようとすると・・・・・、
現実とのギャップに苦しむことに
なるでしょう。
そんなことをしても何の意味も無いのに・・・。
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ここでは仕事を例にとりましたが、家庭でも学校でも
人生でも同じことです。
「やりたいことがないといけない」と
いうわけではないのです。
でも何か事を起こすなら、ほんの少しでも、ほんの小さい
ことでもいいので「やりたいこと」や「やった方が良いこと」
を見つけたほうが良いと思います。
そうしないと知らず知らずのうちにコントロール思考に
陥ってしまうのかもしれません。
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