テイク&テイクだと結局大損する
「ギブアンドテイク(give-and-take)」という言葉が
あります。意味を調べると、
「相手に利益を与え、自分も相手から
利益を得ること。」
と出てきます。仕事ではこれが基本だ、なんて言う人もいます。
私もそう思っていました。
それも・・・仕事だけでなく、人生自体がギブ&テイク
なのではないか、と。
しかし以前「真の生きる力を追求するブログ」でも紹介しましたが、
人生で豊かに過ごせる人は「ギブ&ギブ」のようです。
▼参考
見返りを求めず、自分がやりたいからする。
いたってシンプルな行動ですが、どうしても何らかの見返りを
求めてしまうのが人間の性(さが)というもの。
しかしその見返りを求めない「ギブ&ギブ」の
姿勢こそが周りから共感を得、助けてもらったり
大事な情報をもらえたりするのです。
ところが「ギブ&ギブ」の正反対の「テイク&テイク」と
いう人も世の中にはいるものです。
上記の過去ブログにも書きましたが、「テイク&テイク」の人は
自分の利益を得るために人を「上か下か」と区分したり
(差別したり)しがちです。
人と対等に接するということが出来ないのが「テイク&テイク」の人の
特徴とも言えるかもしれません。
また「テイク&テイク」の人は常に自分の利益を最大化
しようと躍起です。ちょっとした会話でも
私はコミュ力があるからこのように話を
しているのだ
という空気を出したり、ちょっと飲みに行くにしても
何か魂胆がある
という感じがしてします。
問題はこのような「テイク&テイク」が他人には分からない
だろうと思っていても、自然と人に伝わってしまうと
いうことです。(無意識で「テイク&テイク」の人もいるかも
しれませんが・・・。)
人は「テイク&テイク」に基本的に敏感です。
自分から「何かが奪われる」という感じがするのですから、
敏感になって当然でしょう。
しかし「テイク&テイク」の人はそれが
分かりません。
自分がコントロールしているのだ、と勘違いしているのかも
しれません。
でも「人をコントロール」なんてできないのです。
結局「テイク&テイク」は周りから反感を買ったり、
相手にされなくなってしまって、長い目で見れば
大損してしまうのです。
目先の利益を最大化しようとして「テイク&テイク」
になってしまうよりも、力を抜いて「ギブ&ギブ」と
いう姿勢でいたほうが、結果として自分の利益になる
ような気がします。
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