運が悪い人は自分で運を悪くしている可能性が高い
運が良い、悪いというのは一体どこから
来ているのでしょうか。
人の運は人生でトータルでは一緒、だから
良い運を使ってしまうと後は悪いことしか
起きない、なんていう人もいますが、
明らかにずっと運が良い状態が続いている
という人もいます。
またその逆で明らかにずっと運が悪いという
人もいます。
運が悪い人を見ていると
活動・思考のフィールドが自分だけ、
という人が多いように思います。
例えば友人5人と旅行に行くとしましょう。
自分(1人)だけが楽しむ
自分+友人(1人)が楽しむ
自分+友人(2人)が楽しむ
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
自分+友人(4人全員)が楽しむ
というように、楽しむフィールドが
ありますが、「自分ひとりだけ」という人は
運が悪い人です。
そして一緒に楽しめる友人が多いほど運が良い人
と言えるでしょう。
これはどんなことにも当てはまります。
もう一つ例えを出すと、私の身近な人によく
「仕事運が無い」と言う人がいます。
その人は仕事を進める上で考えるフィールドが
ほとんど常時「自分」のみです。
まわりの人がもっとラクになるようにこれを
伝えよう、これをやってみよう、とは絶対にしません。
なので周りの人のための活動フィールドが思いつかず、
自然と仕事の領域自体が狭くなってしまっているのです。
そのくせ「誰も私を必要としていない、もっと私を
必要とする仕事に転職したほうがいいのかも」などと
言っています。
本当は自分の周りを見ればいくらでもやることがあるのに、
自分の活動フィールドしか見えていないので、やることが
自然と無くなってしまったのです。
ここで運と活動(思考)フィールドとコントロール思考の
関係をまとめてみたいと思います。
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【運が悪い】
<活動・思考フィールド>
狭い(自分のみのことが多い)
<コントロール思考>
強い(自分中心となりがち。狭い領域にしか意識が無いので
その世界をコントロールしていないと気がすまない。)
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【運が良い】
<活動・思考フィールド>
広い(身近な人<数十~百人<世界全体、という感じで
広い意識がある人ほど運が良くなる。)
<コントロール思考>
弱い、もしくはほとんどゼロ
(周りをコントロールしようとはしない。
活動・思考の領域が広いのでコントロールすることに
とらわれておらず、身軽にどんどん行動していく。)
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という感じです。
上記の関係で見ると、運が良い・悪いというのは
結局自分でそうしているのです。
運が悪いことを周りのせいにしている人はコントロール
思考が強すぎるからです。
このような人ほど「身近な人が悪い、会社が悪い、
家族が悪い、社会が悪い」と考えがちですが、
それでは活動・思考フィールドがどんどん狭くなっていき、
ますます運が悪くなる、という悪いスパイラルにハマって
しまいます。
運を良くしたかったら自分の活動・思考フィールドを広げ、
周りをコントロールしようしないことが大事だと言えそうです。