脱!コントロール思考

人・状況・結果をコントロールしない。 人・環境にコントロールされない。 脱!コントロール思考なら、自分も周りもきっとうまくいく♪

結婚や子育ては脱コントロール思考のベースになる

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以前(2016年)にTBSのドラマ『家族ノカタチ』というドラマが

ありました。

日曜夜9時のTBSのドラマはよく見るのですが、私はこのドラマは

その中でもかなりの良作だと思いました。

 


このドラマはアラフォー独身の視点と、その親世代の気持ちを

とても的確に表現しているように思いました。

香取慎吾が演じる主人公の大介は「こじらせ」的な人物なのですが、

ドラマだけあってこじらせつつも実は中身は繊細で優しい面も

持っている、という設定。

 


しかし現実の世界では、このような人は少ないと

私は思います。

 


実際問題、独身期間が長ければ長いほど、どんどんこじらせて

いきやすいのではないでしょうか?

 


これは独身というコントロール思考になりやすい環境で、コントロール

こそが人生うまくいくのだ、と錯覚しやすいからです。

(このドラマの大介もまさにそんな感じです。)

 

 

コントロール思考の視点で見れば「独身」は正解です。

 


それは一人こそが自分の人生を支配(コントロール)できると思うから。

そうなると結婚や子育てはコントロール率が下がるからメンドクサイ、

だから要らない、ということになる。

 


しかしコントロール思考になればなるほど、皮肉なことに
「自分のコントロールができなくなっていく」。

 


そして逆に脱コントロール思考になればなるほど、

「自分も周りもコントロールできるようになっていく」。

 

 

 

このような仕組みになっているので、「結婚しない」
「子供は作らない」という人は、皮肉なことに

自分の思っている人生とは逆になって

しまう可能性が高いわけです。

 


結婚という制度はともかく、人類は大昔から子育てということを

当たり前にやってきました。それが自然の法則だからです。

 


ほんの少し昔まで、自分の子供だけでなく他人の子供に対しても

【育てる】という行為をごく普通にやっていた気がします。

 


しかしコントロール思考が優位に働いたこの数十年、

結婚や子育てといった、脱コントロール思考が必要なものは

悪であったり不要なものと見られることも多くなってきました。

 

そんなことよりも

 


自分の人生をより楽しむ(コントロールする)

 

ことが大事だと思われてきたのです。

 


このようなコントロール思考優位な人が増えて、そしてコントロール

思考優位の社会はこれからどうなっていくのでしょう?

 


私はいずれこの反動が来ると思います。

 

 

行き過ぎたコントロール思考から、

脱コントロール思考が重視される

世界になっていく。

 


こうしてバランスを取っていくのはないかと私は思います。
今後、結婚や子育てといったことが見直されていく時代に

なっていくような気がします。

 

 

▼元記事はこちら(一部加筆修正しました)