コントロール思考が腰痛を誘発していた
私は20歳位の頃から腰痛持ちです。
20歳頃はバイトで重いものを持つことが多く、それが腰痛の
原因だと思っていました。
社会人になってからも重いものを運んだりすることが
多かったせいか、腰痛に悩まされました。
腰が痛いので月1回は必ず整体に通っていました。
整体は保険が適用されませんので1回約5千円。
若い時の5千円の出費は痛かったのですが、それでも
腰が痛いと何も出来ないので仕方がありませんでした。
そんな感じで腰痛とは若い頃からずっと付きあって
きたのですが、三十代後半で産業カウンセラーの
講習を受けてからというもの、不思議なことに
ほとんど腰痛が無くなりました。
これは一体どういうことなのでしょうか?
内容が多いのですが、私は心理学を学ぶ中で、
いかに自分がコントロールしようとしているか
に気が付きました。
これは自分自身に対してもそうですし、仕事や家庭に
対してもそうでした。
もちろん意識してコントロールしようとしていたわけ
ではありません。無意識のうちに、ごく自然に
コントロール思考になっていたのです。
(これはおそらく父親の影響が強いと思います。)
自分に対しても周りに対してもコントロールしようと
している思考が、私の体を
「常に緊張しているような状態」
にしていたのだと思います。
自分では力んでいるつもりがなくても、どこかで力が入り、
それが腰に負担をかけていたのだと思います。
それも知らず知らずのうちに・・・。
(そんな感じですので腰痛だけではなく肩こりもひどいものでした。)
に気付き、それから脱コントロール思考に移ってきたおかげなのか
腰痛と肩こりからだいぶ解放されました。
20代~30代は腰痛・肩こりに悩まされ、40代では腰痛・肩こりが無い、
とは何だか変な話ですがこれが現実なのですから不思議なものです。
自分も周りもむやみにコントロールしようとしてはいけません。
そもそも人生で学ぶことは、コントロール
することを学ぶのではなく、コントロール
できないことを学ぶことなのかもしれません。
私の長年の腰痛は「コントロールしようとするな」
という体からのサインだったのだと思っています。
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