脱!コントロール思考

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共感は人間関係上での「貯金」

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私が産業カウンセラーの勉強をしていた時、カウンセラーに

求められるスキルの一つとして共感がありました。

この共感、簡単そうに思えますが、実は意外と難しいものです。

 


まず共感と同感は違います。

そのうえで自分のフィルター(準拠枠)を極力通さずに

共感しないといけません。また共感するためには傾聴が

とても大事なのです。

 

 

共感にしろ傾聴にしろ、相手と自分の間に相互のコミュニ

ケーションが必須となりますので、このあたりが簡単そうに

見えてなかなか難しいところなのです。

 

 

相手に共感できる、ということは自分自身に共感できるだけの

余裕が必要ということになります。

 

 

この余裕こそが相互にコミュニケーションを

取る基礎となるのだと言えます。

 


しかし家庭でも会社でも学校でも、うまくいかない

ところには(余裕が無いせいか)常に共感が無い

ように感じます。

 

 

共感が無いからお互いギスギスする、共感が無いから

お互い変なところに気を使ってしまって余裕が無くなる、
共感が無いからお互いに意思疎通を取ろうとしない。

こういうケースはうまくいっていないところによくある

ものだと思います。

 


このようにならないためには、まず自分から少しで

良いので相手に共感してみたら良いのだと思います。

 

 


この共感が少しずつ貯金となっていき、最初はぎこちなくても
次第にお互いの資産となって、空気感として共感を大事

にしていくようになるのだと思うのです。

 

 

この共感の貯金は貯まっていくとさらに余裕を生んでいき、

 

「相手をコントロールしよう」

 

などとは思わなくなっていくでしょう。

 


共感の貯金を少しずつ増やしていく。これがお互いの資産(信頼)

になっていき、余裕が生まれてきて脱コントロール状態になる。

一方通行に「コントロールしよう」としないので、自分も相手も

余裕が生まれてストレスが減る。

 

 

このように共感の資産(信頼)を築いていくと、人生が軽やかに

なるような気がします。

 

 

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