脱!コントロール思考

人・状況・結果をコントロールしない。 人・環境にコントロールされない。 脱!コントロール思考なら、自分も周りもきっとうまくいく♪

コントロール思考になるとコミュニケーションを取らなくなる

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仕事でも家庭でも相手をコントロールすることが「えらいこと」

「ちゃんとやっていること」のように捉える人がいます。

 


例えば・・・・

 


取引先の企業が12~13時が休憩時間と分かっているのに、

たいした急ぎの用事でもないのに休憩時間に電話をする

 


仕事の範疇を超えたこと(休日に部下にメールを送る、

弁当を買いに行かせる等)を普通に行う

 


子供が言うことを聞かないから無理矢理言うこと聞かせる、
もしくは無視する

 


こういうことを行う人は案外いるものです。

 

このようなことは相手を一方的にコントロールすることが前提

となっており、ここに相互関係はありません。

 


よく言われる「コミュニケーション」とは、この相互による行為

のことを言います。「コミュニケーション」をもう少し教科書的に

言いますと、

 

 

コミュニケーションは送り手、受け手、メッセージ、チャンネル、

効果などが構成要素となる相互行為の過程のこと

 

 

のことを言います。

 


相互行為とならない場合はコミュニケーションとは言わず、
指示・命令と言ったほうが適切なのかもしれません。

 


ところがコントロール思考になればなるほど、この相互行為と

いう概念が無くなっていきますので、どんどんコミュニケーション

を取らなくなってきます。ヘタをすると指示・命令という行為すら
コミュニケーションだ、と勘違いしてしまうことがあります。
(こうなるとかなり重度のコントロール思考だと思われます。)

 


指示・命令はあくまで指示・命令。コミュニケーションはあくまで
コミュニケーション。もちろん指示・命令の中にも相互行為はある
ので、そこだけを見て「コミュニケーションだ」と勘違いしてしまう
のは分からなくもないですが、一方通行が優位の指示・命令と、
相互優位のコミュニケーションとを混同しないようにすることが
大事です。この区別が曖昧になればなるほど、コントロール思考に

陥ってしまうのです。

 

 

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