脱!コントロール思考

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人生に壁があるからこそ脱コントロール思考が身につく

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以前、長女の中学校の入学式がありました。

 

そこで生活指導の先生や学年主任の先生から、


「中学の3年間で壁にぶつからない子はまずいない。

そこで悩んだりイライラしたりする。」

 

という話がありました。

 


思春期ということもあるでしょうが、中学生の頃は人間関係、

勉強などで悩むことが多くなるものです。

 


これは自分のパーソナリティと他者のパーソナリティの違いが
見えてきて、さらに自分が何者なのかも次第に分かってきて、
そこと今の自分の現実をどう刷り合わせていくか、という過程

 

だから悩んだりイライラしたりする、とも言えます。

 


この葛藤が生じるのは正常な成長の過程でしょう。

 

 


逆にそこで葛藤が無いということは、視野がとても狭いか、

レベルが低いところにいたりして安心しているか、という

可能性があります。

 


なので思春期で葛藤が無い、ということの方が問題なのかも

しれません。

 

 

 

中学や高校あたりでこのような壁に当たって悩み葛藤するのは、
脱コントロール思考を獲得する礎となると思います。

 

自分で出来ること、出来ないこと、そして自分ではどうしようもない
環境的なこと、このようなことに直視することは、今後の人生を
考えると大変意味のあることです。

 

 

逆にここでこのような悩みや葛藤がなく、そのまま大人になって
しまうと、コントロール思考に捉われてしまう可能性があるでしょう。

 


自分は何でもできる・・・。

なんでも努力すればコントロールできるようになる・・・。

 

 

そう勘違いして大人になってしまう可能性があるということです。

 

 

 

「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、まさに中学生あたりの

若い時に、ある程度の人生の壁を経験するのは大事なことです。

 

そこで人生の壁を乗り越えられないとトラウマになってしまうかも

しれないですが、その壁にぶち当たらないようにしてあげよう、と

事前に避けたりラクに壁を乗り越えるように(大人が)手を貸し

過ぎてはダメだと思います。
(もちろん突き放し過ぎもダメだと思いますが・・・。)

 

 

親であっても、ある程度の距離感を持ちつつ、自分で解決できる

ように寄り添うくらいでちょうど良いのではない

でしょうか。

 

 

そうしていけば脱コントロール思考を自然と身に付けていける

ような大人になれると思います。

 

 

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